この度は紋屋井関についてご紹介させていただきます。井関家は日本で一番古い機屋で、室町時代から500年以上続いています。1571年、御寮織物司6家の筆頭に任命されました。
以来、皇族の御寮織装束の製織に奉仕し、その傍ら公家達の装束や将軍・大名達の衣料等を明治維新まで続きました。
また、最高の素材を使用して織られています。絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに使用された幻の糸を用いています。これは現在14中生糸と呼ばれるもので、極細であり、特に光沢性と弾力性に優れています。
そして、金糸・箔はすべて本金・本プラチナ・本焼銀の本物を用いています。
科学染料では絶対にできない重厚感と飽きがこない趣がある色が出ます。